伴走型マーケティングサポート「Labout」とは?
熊本マーケティング研究所が行っている伴走型マーケティングサポート「Labout」は、以下2つの特徴があります。
- 貴社に必要な専門知識をアウトソーシングして、経営をサポートします。
- 貴社の経営チームに加わり、貴社と共に最適解を探します。
「Labout」では、上記2つを軸にPDCAサイクルを回し、貴社の経営をサポートしていきます。
伴走型マーケティングサポート「Labout」について、詳しくは以下のページをご覧ください。
>>マーケティングサポート Labout | 熊本マーケティング研究所
カメラ雑貨店「PHOTO CAMERRY」様の基本情報
今回ご紹介する「Labout」の事例は、カメラ雑貨店「PHOTO CAMERRY」様です。
「PHOTO CAMERRY」様はどんなお店?
カメラ雑貨店「PHOTO CAMERRY(フォトキャメリー)」様は、2017年5月29日にオープンした、熊本初のカメラ雑貨専門店です。
『カメラをもっと身近に、もっと楽しく!』をコンセプトに、カメラ女子のカメラライフを楽しくするお手伝いをしている店舗様です。
カメラ雑貨の他にも、写真関連の雑貨、ハンドメイド雑貨、生活雑貨、面白くて実用的な文房具なども取り扱っています。また、雑貨販売だけでなく、出張撮影サービス「TAMATE PHOTO」をはじめ、カメラ教室など、幅広い事業を展開しています。
サービス開始時点で倒産ピンチ!?
弊社「熊本マーケティング研究所」がカメラ雑貨店「PHOTO CAMERRY」様とのお取引を開始したのは、弊社スタッフが以前在籍していた「株式会社R-CONNECT」の時代からでした。
そのときのご縁がきっかけで、「熊本マーケティング研究所」を設立後も「Labout」のサービスをご継続いただくことができました。
ご契約当初から厳しい経営状況だった
正直に言ってしまうと、弊社スタッフがマーケティングサポートを開始した時点で、「PHOTO CAMERRY」様の経営状況は厳しい状態でした。
その当時は店舗での雑貨販売しか行っておらず、毎月約15万円程度の赤字が続く状態でした。一方で、マスキングテープを自動販売機で販売するなど、独自の雑貨の販売方法が注目され、開店当初は熊本のテレビ局が数局取材にくるほど注目されていました。
しかし、粗利率の低い雑貨では、個数を売ってもあまり利益にはならず、注目は集めたもののチャンスを活かしきれない状態でした。そして、このままではあと半年足らずで資金が底を尽き、閉店しなくてはいけない状況で、弊社スタッフによるマーケティングサポートがはじまりました。
最初に行った施策は「ビジネスモデルの転換」
厳しい経営状況の「PHOTO CAMERRY」様に対し、最初に行ったご提案は「ビジネスモデルの転換」でした。
※これは、弊社スタッフが以前在籍していた「株式会社R-CONNECT」の代表「宮本 峻介」氏のアイデアです。
「ビジネスモデルの転換」をご提案するにあたり、以下3つの手順でサポートを行いました。
①売上管理表を作って利益率を正確に把握した
「PHOTO CAMERRY」様では当初、アプリで売上を管理しており、利益率の正確な把握もできていませんでした。そこで、はじめに売上管理表を作成し、正確に利益率を把握できるようにサポートさせていただきました。
これにより、雑貨販売・貸しスタジオ・撮影サービスなど各事業の粗利構成比を把握することができ、収益モデルの転換につなげることができました。
②撮影サービス『TAMATE PHOTO』を雑貨販売と並行で開始
続いて、①で作成した売上管理表を元に、どういったサービスで収益モデルの転換を行うべきかを考えました。そこで注目したのが、PHOTO CAMERRYのオーナーである坂本マヤ様が得意とする写真撮影スキルでした。
この写真撮影スキルを活用し、出張撮影サービス『TAMATE PHOTO』を、雑貨販売と並行する形でスタートしました。価格設定は、一般的なプロカメラマンよりも少し安い「3万円」に設定しました。
実は、これまでも坂本様個人で写真撮影を請け負っていらしたのですが、価格が安く収益化できていないことが、売上管理表によって判明していました。出張撮影サービス『TAMATE PHOTO』ならば、月6件ほど依頼を受注できれば、少なくとも赤字は免れることができます。
目の前の倒産危機を回避するために、『TAMATE PHOTO』で月6件の依頼を受注することを、当面の目標に定めました。
③月に1人で5~10件撮影を行った
収益の柱となる収益モデルが確立できたところで、続けて行ったのは受注件数を増加させるための施策でした。
SNSを活用した集客などに力を入れ、なるべくお金をかけずに集客を行い、月に5~10件(七五三など繁忙期の時期は30件以上)の撮影依頼を受注できるようになりました。
こうして、当初は雑貨の販売のみだった「PHOTO CAMERRY」様でしたが、「出張撮影サービス」という異なるビジネスモデルに転換し、赤字経営から脱却することに成功しました。
「Labout」のサポートによって倒産は回避した
上記でご紹介したマーケティングサポートにより、ひとまず「PHOTO CAMERRY」様の倒産危機は回避することができました。
ここでは、マーケティングサポート開始後から2年目までの収支をご紹介します。
1年目で収支がプラスマイナスゼロに
「Labout」によるサポート1年目で、大体月に5~10件の依頼を受けることができ、月15万円あった赤字を解消することができました。収支としてはプラスマイナスゼロで、まだまだ十分な収益は出せていませんでした。
2年目で多少の利益を出せるようになる
「Labout」によるサポート2年目からは、月に大体10~15万円程度の利益を残せるようになり、完全に赤字を脱却することができました。
次回は3年目以降の施策と今後の戦略をご紹介!
この記事では、「熊本マーケティング研究所」が提供する伴走型マーケティングサポート「Labout」の事例として、カメラ雑貨店「PHOTO CAMERRY」様のサポート内容をご紹介してきました。
次回の後編記事では、「Labout」によるサポート3年目以降の「PHOTO CAMERRY」様の収支や、ご提案した施策、今後の戦略などについてご紹介していきます。
マーケティングサポートなら熊本マーケティング研究所へ!
この記事でもご紹介した通り、熊本マーケティング研究所では伴走型マーケティングサポート「Labout」のサービスをご提供しています。
「Labout」では、経営に行き詰まりを感じている経営者様などに対して、豊富なマーケティング実績で蓄えたノウハウにもとずくアドバイスや、企業様ごとの最適解を一緒に探すお手伝いをさせて頂いております。
>>マーケティングサポート Labout | 熊本マーケティング研究所
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