開催概要
日時 : 2022/2/12(土) 10:30~12:30
会場 : 未来会議室 EVENT BOX
内容 : プロモーション⑤
「instagramはもう古い 最強トレンドはSNSミックス広告」
講師 : 杉本 鉄平(株式会社プロモートウェブ 代表取締役)
実践マーケティングセミナーとは?
勉強会の2021年度の年間テーマは“プロモーション”偶数月は各界のプロフェッショナルから実務的なテクニックを学びます。もちろん、座学だけで終わらず、学んだことをその場でアウトプットするので、実践力が身に付きます。他の参加のアイデアを参考にできるので、実践者向けの内容となっています。
当日の内容
「instagramはもう古い 最強トレンドはSNSミックス広告」
2月の勉強会では、熊本のWEBマーケティング界隈では知らない人がいないWEB運用の鉄人株式会社プロモートウェブ代表の杉本氏が最新の事例を交えながらSNSを活用したプロモーション戦略を解説しました。
株式会社プロモートウェブ
画一のテンプレートを使用せず、ヒアリングを元に市場調査を行い、最も集客効果が発揮できると思われる表現でWEBサイト・ECサイトの企画・制作を行います。また、WEBサイトの運用、WEB販促の戦略設計、SEO対策・コンサルティング、リスティング広告代行、SNS運用コンサルティングなど運用・集客のスペシャリストとして数多くのクライアントから高い支持を得ています。
制作実績:年間50サイトペース
プロモーション・WEB広告実績:月間200~400万円 年間約5,000万円ほどの運用
株式会社プロモートウェブのWEBサイトはこちらから
1.WEB 広告の種類
・ 主要な WEB 広告
WEB広告には様々な種類がありますが、
・認知度をアップしたい
・問い合わせを増やしたい
・商品を買ってほしい
・どれも捨てがたい
など、WEB広告ごとに目的が違う。
WEB広告の特徴をその分類ごとに振り分けて解説しました。
「認知度アップ」
ディスプレイ広告、YouTube広告、記事PR広告、Facebook広告、Instagram広告、TikTok広告
「顕在顧客の刈り取り」
リスティング広告、記事PR広告、アフィリエイト広告
「低予算(月10万円以下の運用なら)」
ディスプレイ広告、Facebook広告、Instagram広告、TikTok広告
「絞り込みに特徴がある広告」
Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告、LINE広告、Pintarest広告
刈り取り力を向上させるためには認知を高めておく必要がある。
それを実現するのが、メディアミックス
メディアミックスについて
広告は複数媒体での同時発信が効果的である。
組合せ例として、
王道パターン
リスティング(接触)×ディスプレイ広告(忘れさせないため)×Instagram(認知の補完)
今時パターン
Instagram(認知・接触)×TikTok(親近感ある露出)×YouTube(認知の補完)
TikTok広告について
今が狙い時の媒体として、TikTok広告を紹介。
TikTokのユーザー層は、10代、20代が大多数かと思いがちだが、実は、10代、20代よりも30代、40代のユーザー数の方が多いので、広告を届ける幅は広い。
TikTokで認知度が上がると多媒体出稿時の反応率が高まる。
TikTokを軸にしたメディアミックス戦略
TikTok×リターゲティング
TikTokでユーザーに露出・接触する→WEBサイトで接点を持つ→ディスプレイ広告(リターゲティング)で追跡・刷り込みを図る。
TikTok×TV
TikTokでユーザーに露出・接触する→TVCMや取材などを通して反響・共感を得る。
TikTok単体
TikTok単体では、他のSNSに比べてフォロワーが増えやすい。
TikTok=身近なイメージ→知っているマウントを取りたくなる→味方になりやすい
今は競合が少なく広告費が安い。
TikTok広告の運用事例として、勉強会にも参加されていた鈴木電設株式会社様の活用事例が紹介されました。
効果測定のための基準点
広告を出した後に出てくる集計結果は、正直なにを基準に判断したらよいか分かりませんが、今回のセミナーではSNS広告、リスティング広告、ディスプレイ広告のざっくりとしたボーダーを公開しました。
「これだけで、3,000円の価値はある。」と弊社代表は言っていました。
その数字に関しては、文末の資料公開からご確認ください。
ワークショップ
自分のビジネスにはどういう広告の組み合わせが合いそうか考えてみよう
◎ワークショップの内容
①欲しい効果・成果について
②自社に相性が合うと思う媒体について
③ターゲットについて
④PRしたいと思っている物やサービスについて
⑤顕在顧客に対して何を訴求すると選択肢に入れてもらえそうか
⑥潜在顧客に対しては何を訴求すると興味を持ってもらえそうか
⑦どの媒体に訴求すると効果が得られそうか
を仮説を立てて、ワークシートに記入する。
今回はワークシートに記入する単独でのワークとなりましたが、参加者からの自社の広告戦略に関する積極的な質問も多く、ワークシートをびっしり記入している参加者も多く見られました。
終わりに
広告は 仮説を立てて トライ&エラーを繰り返していくことで、仮説が外れても経験値としてストックされ、自社広告の失敗事例が溜まれば、今後同じ間違いをしないという財産になり、経験値が溜まれば徐々に勝率は上がっていく。
まずは間違えても良いのでチャレンジしてみましょう!
まとめ
仮説を立てて、トライアンドエラーを繰り返すことで広告の効果が上がっていく。
今回は熊本県にまん防適用下での開催となりましたが、プレゼンターの杉本さんの集客力(さすが広告運用のプロ)もあり、大勢の方にお越しいただきました。参加者の皆様には感染症予防対策にご協力いただき、ありがとうございました。
TikTokのユーザーが10代、20代よりも30代、40代の方がユーザー数が多いことは知りませんでした。FacebookやInstagramのようにおじさん層が増え出すと若者が離れていく傾向がありますが、TikTokとTikTokに続くSNSにどんなものが出てくるか楽しみです。
広告は、間違えてもいいのでまずは仮説を立てて、トライアンドエラーを繰り返していく。その積み重ねで勝率を上げていく。という広告運用のプロの言葉には説得力がありました。
今回の講義で使用したスライド資料は、プレゼンターの杉本さんのご厚意により、公開させていただきますので、皆様の広告運用にご活用ください。
資料はこちらから
次回予告
次回の勉強会は、以下の通りです。
日時 : 2022/3/12(土) 10:30~12:30(開場10:15)
会場 : 熊本市現代美術館 会議研修室
内容 : 「コロナ禍でも揺るがない企業を支えるファンマーケティング」
講師 : 柏田 裕介(株式会社熊本マーケティング研究所)
詳細は、こちらのページからご確認ください。