コラム

Column

【2022年度 第2回実践マーケティングセミナー】の振り返り 2022/6/11(土)開催

開催概要

日時 : 2022/6/11(土) 10:30~12:30
会場 : 現代美術館 会議研修室

内容 : Webマーケティング②

    「王道のWebマーケティング戦略/

     USPとデータ分析でエリアNO.1を目指す」

講師 : 國武 直樹(株式会社ヒゴワン 代表取締役)

 

 

実践マーケティングセミナーとは?

勉強会の2022年度の年間テーマは“Webマーケティング”偶数月は各界のプロフェッショナルから実務的なテクニックを学びます。もちろん、座学だけで終わらず、学んだことをその場でアウトプットするので、実践力が身に付きます。他の参加のアイデアを参考にできるので、実践者向けの内容となっています。

 

当日の内容

「王道のWebマーケティング戦略/USPとデータ分析でエリアNO.1を目指す」

6月の勉強会では、熊本を代表するWebマーケティング会社、株式会社ヒゴワンの國武氏がUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)とデータ分析でエリアNO.1を目指す王道のWebマーケティング戦略について、最新の事例などを交えながら解説しました。

 

 

 

株式会社ヒゴワンについて

WEB&戦略コンサルティング、店舗・治療院の集客支援、広告運用代行、WEBデザイン、ブランディング構築、内部マネジメント支援、EC運用支援などをワンストップで提供しているWEBマーケティング会社。名前の通り「熊本でNO1の会社になる」を目指して熊本を拠点に活動し、東京・大阪へも事業展開。2020年よりリグアグループに傘下入りしたことで上場グループ会社として活動している。

株式会社ヒゴワンのWEBサイトはこちらから

 

大事なのはローカライズ

アメリカと日本のコンサル会社で結果が異なったり、成功事例セミナーや商工会議所のセミナーで結果が出ていない理由がここにある。

自分だったらどうするか?というところを考える。

 

世界のウェブサイト数、10億件。
WEB・マーケティングの時代は日進月歩。
自分でやるだけ無駄だということを知る。
専門家に依頼して、その分経営に集中すること。
そのために業者にだまされないためのWEBに関するの最低限の知識をつけて、自分で選べるようにする。

 

Webマーケティングの前に

ホームページは持っていて当たり前。

SEO対策、MEO対策はやっていて当たり前。

マーケティングはやっていて当たり前の時代。

自社の強みを把握してマーケティングを組み合わせて差別化を出す必要がある。

自社・自分でやるやる時代はもう終わり。

自社の考え方・強みを元にマーケティング支援会社を選ぶ時代に。

解決策として、プロ人財チームを外部から自社の専属チームとして採用する。

 

WEBマーケティング支援会社の分類

①王道で正面突破でぶっちぎる会社
②権威性・資金力で対応する会社
③変化球・企画力で対応する会社など
④飛び道具・トレンド

ヒゴワンは・・・
①王道で正面突破でぶっちぎる会社

トレンドに頼るのではなく、ニッチで一定の需要があり、
再現性があって、ノウハウ蓄積・データ分析ができて、
勝てる戦で戦わずに勝つ、業界・ローカルでNO1を狙う。
ぶっちぎりNO1になれば参入されない。

 

WEBマーケティング

WEBマーケティングは「データ分析」が肝

まずは自社の現状と適切なマーケティング指数・KPIを知る。

アクセス数とコンバージョンレートは必須。

店舗ビジネスで効果が出やすい順番は、PPC広告>MEO>SEO>SNS
まずは広告!

顕在顧客の獲得には検索ボリュームの把握が必要

MEO、SEOの前にまずは広告配信。

これを知らないでSEOから始めると検索ボリュームが少ないなど、失敗する。

 

WEBサイトとはまさに「ブランディング」そのもの。

WEBサイトには「ブランディング」や「コンセプト設計」を組み込むことで
より高い効果をもたらすことができる。ケチってはいけない。

しっかりと戦略を立てて実行すれば少ない費用で大きな成果を産むことができ、「価格競争を回避できる」「優秀な人材を確保できる」「指名買いによる販促コスト減」などの効果がある。

ペルソナをちゃんと設定し、全体像を考える。

WEBマーケティングはWEBで完結しない。
マーケティングを見える化して独自のデータをどれだけ早く取っておくことが重要

WEBのみで把握で来るのはCPA(広告コスト)・CVR(コンバージョンレート)のみであり必ず現場とのすり合わせを行い費用対効果を知るべき。
それらの対策のために必要なのがCRM(顧客関係管理)×データ分析。
ここにプロモーションを組み合わせることで目に見える効果が出る。

コンセプトの設定とUSPが大事。
自分のことをよく知る。
とにかくデータを揃える。

データが取れればデザイン改善。
デザインの反応率が最大化できればPUSH集客。
PUSH集客ができればリード獲得マーケティング。
段階ごとのマーケティングごとのデータを把握し「再現性」を持つことが重要。

 

表面上の手法は真似できる。
しかし、データや戦略は真似できない。
独自のデータをどれだけ早く取っておくが重要。

 

まとめ

WEBサイトはもう飽和している。
ウェブはやっていて当たり前、間接競合も複数いる。
生き残るためには
差別化をし、データや分析手法を組み合わせて
選択と集中を行うのが重要。

 

結果を出すための施策まとめ

●フロントエンドとバックエンドを考える
● 差別化を考え、選択と集中を行う
● 複数のペルソナを作り、ペルソナに応じたサイトを用意する
● 新しい需要を見つけマーケティング全体像を設計する
● KGI,KPIを設定し、KDIを設計したうえでデータを取得しPDCAを回す
● 餅は餅屋。

 

 

 

 

 

感想

WEBマーケティングは目標をしっかり設定し、目標と結果に差があればその改善のためにPDCAを回していく。という点でWEB以外のマーケティングと根本は同じで、PDCAを回していくためにはいかにデータの取得と分析が重要かという事を改めて認識しました。

今回は120分間ワークショップを挟まさず進行し、講義を聞いて納得するだけでなく、とにかく持ち帰って実践してほしい。という國武氏の熱が会場に伝わりました。

 

 

 

次回予告

次回の勉強会は、以下の通りです。

日時 : 2022/7/9(土) 10:30~12:30(開場10:15)
会場 : 熊本市現代美術館 会議研修室

内容 : タピオカブーム終焉後も快進撃!ゴンチャに見る流行にとらわれないSTP分析

講師   : 柏田 裕介(株式会社熊本マーケティング研究所)

詳細は、こちらのページからご確認ください。