熊本マーケティング研究所 代表岡村がマーケティングに興味をもったきっかけ
はじめに、株式会社熊本マーケティング研究所の代表取締役「岡村 洸斗」が、マーケティングに興味をもったきっかけからお話させていただきます。
最初は「思いやり」を学ぶことが目的だった
熊本マーケティング研究所 代表の岡村がマーケティングを学び始めたのは、大学2年生の後期からでした。きっかけはマーケティング技術への興味ももちろんありましたが、メインは「思いやり」を学ぶことでした。
大学に入るまで、親から「思いやり」がないという指摘をたびたび受けており、その点を自分自身でも「足りない部分」として捉えていました。その足りない部分である「思いやり」を、マーケティングから学べると考えました。
マーケティングを学んで考え方が変わった
マーケティングを学ぶことで一番の大きな変化は、「正しいことは1つではない(多様性)」という視点でした。これまでは、正論を言ってしまうタイプで、「ルールを決めたら個人的な事情があっても守ろう」というタイプでした。
しかし、マーケティングを学んでからは、「多様性」の大切さに気が付きました。例えば、5,000円のワインが売られているとして、「安いと思って買う人」と「高いと思って買わない人」がいます。それを、自分の主観だけで「高い/高くない」の判断をしていては、“マーケティング”はできません。
つまり、マーケティングの勉強を通じて、“自分が考えていることだけが必ずしも正解ではない”ということに気が付き、他者(消費者)の気持ちを考えることにつながっていきました。その結果、「ルールを決めたら個人的な事情があっても守ろう」だったのが、「キツいときはサボってもいい」といった風に、自分の考え方も変化していきました。
現在は専門学校の講師としてもマーケティングを広めています
現在は、熊本マーケティング研究所を経営しつつ、「熊本電子ビジネス専門学校」で講師も務めています。
講師を務めている理由は収入のためではなく、人生を変えてくれた「マーケティング」を、“より多くの人に広めるたい”という想いから行っています。実際に、熊本マーケティング研究所に今度入社する社員も、専門学校の教え子です。
今後もさまざまな形を通じて、“マーケティングへの恩返し”を、自分なりに進めていければと考えています。
熊本マーケティング研究所が誕生した経緯
ここからは、「熊本マーケティング研究所」が誕生した経緯について解説していきます。
最初は熊本県職員向けの「熊本ブランド塾」だった
熊本マーケティング研究所 代表の岡村が入学した平成18年(2006年)、熊本県立大学が法人化し「公立大学法人熊本県立大学」が設立されました。また、そのタイミングで、平成23年(2011年)に開通が控えていた九州新幹線に合わせて、熊本県内のブランディングを促進する動きが、熊本県庁内ではじまりました。
しかし、熊本県の職員のなかにマーケティングに詳しい人材がいなかったため、熊本県立大学の教授であった元電通の「棟方信彦氏」を招聘し、「熊本ブランド塾」が設立されました。この「熊本ブランド塾」が、熊本マーケティング研究所の原型になります。
社会人向けの勉強会に拡大したが、棟方信彦教授が転勤
その後、「熊本ブランド塾」に参加された方々から「これは面白いね」「マーケティングって大事だね」という感想が出始め、勉強会の参加者を拡大して社会人向けの「マーケティング勉強会」に発展しました。その勉強会に、広告代理店への就職が決まっていた岡村もゼミ生として参加していました。
しかし、勉強会の講師を務められていた「棟方信彦氏」が2013年に転勤されることになりました。
岡村が勉強会を引き継ぎ、「熊本マーケティング研究所」が誕生
棟方教授が転勤されることとなり、教授から直接「マーケティング勉強会を引き継いでほしい」と言われ、当時広告代理店へ務めていた岡村が勉強会を引き継ぐことになりました。その際、岡村が事務局長という形で、呼称を「熊本マーケティング研究所」に改め、2013年8月より新たな勉強会がスタートしました。
引き継いだ直後は人手も不足しており、岡村と参加者1名の2名だけで開催したこともあるくらいです。この頃に苦労しながらも勉強会を継続していけたことが、現在の「熊本マーケティング研究所」に繋がっています。
その後の熊本マーケティング研究所の事業化までの道のりは、以下の記事でご紹介していますのでご覧ください。
>>蹞歩 ~代表ブログはじめます~ | 熊本マーケティング研究所
現在も月1回マーケティング勉強会を開催しています
熊本マーケティング研究所では、現在も月に1度マーケティング勉強会を開催しています。
奇数月は「マーケティング基礎講座」、偶数月は「実践マーケティングセミナー」といった形で、月ごとに内容を変えています。参加場所は、熊本市現代美術館となります。
「マーケティングについて学んでみたい……」という方は、ぜひご参加ください。
熊本マーケティング研究所のマーケティング勉強会について詳しくは、以下のページをご覧ください。
マーケティング=思いやり(ラブレター)
この記事では、株式会社熊本マーケティング研究所の代表取締役「岡村 洸斗」が、マーケティングを学び始めたきっかけや、熊本マーケティング研究所が誕生するまでの経緯について解説しました。
マーケティングを学び始めたことにより、“多様性”の大切さに気が付き、結果的に自分自身に足りないと思っていた“思いやり”の部分を補完することができたと感じています。
“思いやり”がなくては、マーケティングはできません。弊社WEBサイトのTOPページに、「マーケティングは、ラブレターだ。」というコピーがあります。これは、「顧客目線・消費者目線でマーケティングを考えていく」という、マーケティングでいちばん大切な要素を言葉にしています。
次回は“マーケティングへの想い”をより深掘り
後編となる次回の記事では、「マーケティングをやっていて良かったこと」、「マーケティングを通じた願い」、「マーケティングと経営の違い」、「今後の熊本マーケティング研究所の目標・展望」などについてお伝えしていく予定です。どうぞお楽しみに!
マーケティングについてのご相談やお悩みは、「熊本マーケティング研究所」までお気軽にご相談ください。