インナーマーケティングサポート「InMark」とは?
「InMark」は、企業のインナーマーケティング(企業理念の共有や人事など社内に向けたマーケティング)をサポートすることを目的に開発されたサービスです。
売上が伸びてくると、人(人材)の問題に直面する企業様が多いです。「InMark」は、そうした課題を抱えた企業様を、「採用/教育/評価」の3つを軸に「インナー(内面)」からサポートすることを目的としています。
「InMark」の採用と教育について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>熊本マーケティング研究所のインナーマーケティングサポート「InMark:採用」を解説! | 熊本マーケティング研究所
>>熊本マーケティング研究所のインナーマーケティングサポート「InMark:教育」を解説! | 熊本マーケティング研究所
「InMark:評価サポート」とは?
「InMark:評価サポート」は、「社員をどう人事評価すればよいか分からない……」、「社員のやる気をあげる評価制度を導入したい……」など、評価面での課題に対してサポートしていくためのサービスとなります。
具体的には、社員を評価するための『評価テーブル or 評価シートの作成』が、「InMark:評価サポート」のサービス内容となっております。
InMark:評価サポートの流れ
ここからは、「InMark:評価サポート」の具体的なサービスの流れをご紹介していきます。
第1回:ヒアリング
「InMark:評価サポート」の第1回目は、本格的に「InMark」を開始する前のヒアリングとなります。このヒアリングでは、主に経営ガイドラインやMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)、経営課題、人事評価についての課題の確認などを行います。
人事評価にについての課題を確認するなかで、「評価ではなくて教育の問題だった」といったケースもあります。その場合、「InMark」の評価ではなく教育サポートのほうが適切なので、そちらのサースビスに切り替えをご提案することもあります。
このように、第1回目のヒアリングで、クライアント企業様が抱えている課題を明確にし、解決するためのサービスを見極めます。
第2回:評価基準の策定
「InMark:評価サポート」の第2回目は、評価シートの大項目・中項目・小項目を決定していきます。
評価シートとは、社員に対して給与・賞与額や昇進を伝えていくためのシートです。評価シートの大項目・中項目は、その会社がどういった内容・事柄を評価するのかを決めていきます。
例えば熊本マーケティング研究所の場合、大項目に成果、部門、スキルの3つの評価基準があります。
そのなかの『成果』を具体的に見てみると、「会社にもたらした付加価値/利益に対する評価」が入ります。そして、『成果』の大項目に対する中項目には、「付加価値に対する評価」と「売上獲得に対する評価」の2項目が入ります。
このように、第2回の評価基準の策定では、社員を評価するための枠組みを決定していきます。
第3回:評価基準の算出方法の策定
「InMark:評価サポート」の第3回目は、第2回で決定した評価シートの大項目・中項目に対して、評価基準の算出方法の策定をおこなっていきます。
具体的には、評価基準の大項目が「社員1人あたりの付加価値額」、中項目が「社員の粗利獲得額-経費」だった場合、その粗利をどのように算出するかを決定していきます。
例えば、チームや複数人で上げた粗利の場合、粗利をどう按分するのかや、全体の経費にバックオフィス社員(事務や総務、経理など)の給与を入れるのかどうかなど、細かく決めていきます。
なお、算出方法の策定は会社の評価基準によって決める内容も変わります。例えば個人のスキルで評価する場合は、どんなスキルに対してどういった評価をするのかといったスキルマップを作成します。
第4回:評価方法の策定
「InMark:評価サポート」の第4回目は、評価方法の策定になります。具体的には、「評価者」と「評価基準の管理方法」の2つを決定します。
●評価者の決定
まず評価者ですが、社長・代表のみがおこなうのか、管理職も含めた評価を行うのか、もしくは360度評価(多面評価)のように上司、部下、同僚など複数の従業員による評価を採用するのかなどの選択肢から、その企業に最適と思われる方法を選択します。
●評価基準の管理方法
評価基準の管理方法とは、どういったツールで運用するのか、また閲覧できる範囲を決定していきます。例えば、ツールはExcelを使用して、閲覧できるのは代表のみ、といった具合で管理方法を決めていきます。
評価ツール作成も可能(別途費用)
「InMark:評価サポート」は、最終的に「評価テーブル or 評価シート」を作成するサービスとなります。それとは別に、社員を正しく評価するための「KPI管理表」や「スキルマップ」といった評価ツールの作成が必要な場合もあります。
「KPI管理表」や「スキルマップ」が必要で、クライアント様が自社で作ることが難しい場合は、別途費用を頂くことで熊本マーケティング研究所が作成を代行することも可能です。
第5回:評価テーブル or 評価シートの作成
「InMark:評価サポート」の第5回目は、いよいよ「評価テーブル or 評価シート」の作成にはいっていきます。「評価テーブル or 評価シート」は、社員一人ひとりに対して作成します。
●評価テーブルとは?
評価テーブルとは、社員一人ひとりに支払う具体的な報酬を表したテーブルになります。「給与テーブル」と呼ぶ場合もあります。
●評価シートとは?
評価シートとは、第2回~第4回で決めた評価基準の大項目・中項目や算出方法、評価方法を落とし込んだシートで、社員に対して給与・賞与額や昇進を伝えていくためのツールです
しっかりとした「評価テーブル」または「評価シート」を作成しておくことで、経営者が社員を評価するとき楽になるだけでなく、社員からすると昇給の基準が明確になるのでモチベーションアップにもつながります。
「InMark:評価サポート」の第5回では、クライアント様の要望に合わせて「評価テーブル」か「評価シート」どちらか1つを作成していきます。もし「評価テーブル」と「評価シート」どちらも作成したい場合は、「InMark:評価サポート」の契約を1回分延長していただくことで作成可能です。
第6回:1年以内のフィードバック
「InMark:評価サポート」の第6回は、実際に「評価シート/評価テーブル」の運用を開始してから、「1年以内のフィードバック」となります。
たとえば、「社員を正しく評価できていないので、評価基準を見直したい」など、実際に運用してみて感じたクライアント様のご意見に応じて、熊本マーケティング研究所から改善のご提案をさせて頂いたり、「評価シート/評価テーブル」の修正を行ったりします。
以上が、「InMark:評価サポート」全6回の流れとなります。
成長している企業にこそ「InMark」が必要です!
この記事では、熊本マーケティング研究所のインナーマーケティングサポート「InMark:評価サポート」について、具体的なサービスの中身をご紹介してきました。
最後に、インナーマーケティングサポート「InMark」を利用していく際に必要となる考え方をご紹介していきます。
採用・教育・評価は三位一体
インナーマーケティングサポート「InMark」は、「採用/教育/評価」の3つに分かれています。しかし、「採用/教育/評価」は、それぞれが密接に結びついている三位一体の状態であると、熊本マーケティング研究所では考えています。
例えば、「教育」によって採用のハードルを下げることが可能になる場合もありますし、「評価」の基準決めることが採用基準を明確にすることにも繋がります。
このように、「採用/教育/評価」はそれぞれが独立しているのではなく、相互的に影響を及ぼし合っていることを理解することがとても大切です。
「InMark」の採用と教育について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>熊本マーケティング研究所のインナーマーケティングサポート「InMark:採用」を解説! | 熊本マーケティング研究所
>>熊本マーケティング研究所のインナーマーケティングサポート「InMark:教育」を解説! | 熊本マーケティング研究所
採用・教育・評価は「運用していくこと」が前提
また、InMarkの「採用/教育/評価」は、「運用していくこと」が前提にあります。「InMark」は「完璧な採用/教育/評価方法を作る」サービスではなく、運用していきながら課題を見つけ、改善していくサービスです。
インナーマーケティングサポート「InMark」を利用するにあたり、「運用していくこと」の思考になれるかどうかが、とても重要なポイントとなります。
インナーマーケティングは「InMark」にお任せ!
インナーマーケティングサポート「InMark」は、これまで「Labout」のようなアウターマーケティングサービスによって成長してきた企業にこそ必要です。
人(人材)の問題に直面し、悩まれている経営者様・企業様は、ぜひ熊本マーケティング研究所の「InMark」の利用をご検討ください。御社のお悩みを、インナー(内面)からサポートさせていただきます。
「InMark」についてのお問い合わせは、熊本マーケティング研究所までお気軽にお問い合わせください。
また、「InMark」や「Labout」といった弊社サービスについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。