今回は、熊本マーケティング研究所のマーケター「高宗 将(たかむね すすむ)」に行ったインタビューをお届けいたします。
この記事を読むことで、熊本マーケティング研究所のマーケター「高宗 将」がどんな動機でマーケターになり、マーケティングとどう向き合っているのか等について、理解を深めるきっかけになれば幸いです。
マーケター「高宗 将」のプロフィール
主に県外の飲食業で10年従事したのち、帰熊。飲食業界での人材育成の経験を活かしたサポートをメインとして携わる。企業の核となる採用・教育・評価の課題や悩みに対してマーケティングのノウハウを活かした提案を心がけている。勉強会の開催など人材育成事業を担当。
マーケターになろうと思ったきっかけ
――マーケターになろうと思った動機やきっかけを教えてください。
高宗:2020年に熊本に帰ってきたのですが、弊社代表の岡村とは野球部で一緒だったこともあり、熊本での転職先を紹介してもらいました。
その際に岡村代表から「熊本マーケティング研究所で働いてみないか?」と誘われたことが、マーケターになろうとしたきっかけですね。
――誘われたとはいえ、未経験から「マーケターになろう」と思えたのはどうしてですか?
高宗:熊本マーケティング研究所の企業理念に共感したからですね。訓読みでは「ひとあし」、音読みでは、「キ」と読むのですが、「“半歩”や“一歩ずつ地道に”」といった意味や、「基本の“キ”に戻って、判断し、行動する」といった意味が込められています。
実はこれは、岡村代表が尊敬している高校時代の先生が最後にくれた言葉なんです。その先生のことを私も非常に尊敬しておりまして、人生で辛いときにはその言葉を思い出して頑張っていました。
――とてもすてきな動機ですね。
熊本マーケティング研究所の企業理念について詳しくは、以下の会社概要をご覧ください。
マーケティングの好きなところ
――高宗さんが、マーケティングで好きなところを教えてください。
高宗:マーケティングは「失敗がない」ところが好きですね。
――失敗がない?
高宗:はい、熊本マーケティング研究所に入社したときに岡村代表から言われたことなんですが、マーケティングはPDCAサイクルを回していくことに本質があります。
PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)という4つのプロセスを循環させる技法です。
仮に「Check(測定・評価)」のプロセスで結果が良くなかったとしても、そのことを踏まえて次の「Action(対策・改善)」で改善策を導き出すことができます。つまり、ずっと改善が続くサイクルなので、PDCAを回すマーケティングには「失敗」がないという意味になります。
――なるほど、マーケティングへの熱い思いを感じることができるお話ですね。
世の中のマーケティング成功例で好きな事例
――世の中のマーケティングの成功例のなかで、好きな事例を教えてください。
高宗:USJや丸亀製麺を立て直したことで有名な、「森岡毅」さんのことが好きですね。マーケティングの世界に入ってからは、特に本を読んだりYouTubeを見たりして、森岡さんのマーケティングについて学んでいます。
――特にどんなところをすごいと思っていますか?
高宗:「数字」を重視して結果を残しているところですね。たとえばUSJを立て直した事例では、それまではハリウッド作品だけでやっていましたが、日本では映画を見ている人口よりもアニメ等を見ている人口のほうが多いことから、アニメ作品のアトラクションを増やしていったそうです。
私自身がセンスや勘が良いタイプではないので、目に見える「数字」からでも、こういうすごいマーケティングができるんだなということで、非常に尊敬しています。
マーケターとしての成功体験
――つづいて、高宗さんご自身の、マーケターとしての成功体験を教えていただけますか?
高宗:実は私が2023年4月で入社1年目でして、まだまだ駆け出しなのでマーケティングの成功体験は少ないのですが……。
――そうだったのですね!
高宗:はい(笑)強いて言えば、現在は補助金のサポート事業を主にやっているのですが、2022年12月に初めてお問い合わせからクロージングまで1人で案件を取れたことが、私のなかでの成功体験ですね。
――なるほど。今後につながる一歩ですね!
マーケターとしての失敗体験
――反対に、マーケターとしての失敗はありますか?
高宗:こちらもマーケターとして歩み始めたばかりなので、失敗と呼べる失敗はありませんね……。一日も早くマーケターとして一人前になって、成功も失敗も体験できるようになりたいですね。
高宗さんにとっての「マーケティング」
――高宗さんにとって、「マーケティング」とは何ですか?
高宗:これも入社時に岡村代表から言われたことですが、「マーケティングはセールス(売り込み)をしなくていい」という考え方だと思っています。マーケティングによって「お客様から選ばれるための仕組みを作る」ことができれば、いわゆる「セールス(売り込み)」は必要ありません。
こうしたお客様から選んでもらえるような仕組みをを作ることが、マーケティングであると私も考えています。
熊本マーケティング研究所での今後の目標
――最後に、熊本マーケティング研究所での目標や成し遂げたいことについて教えてください。
高宗:まずは、10年後までに岡村代表の右腕になりたいですね!
――素敵な目標ですね!そのために、何か努力されていることはありますか?
高宗:右腕になるためには、まずは「数字」を出して結果を残さなくてはいけません。そのためには自分のクライアントを作らなくてはいけないわけですが、今は外部の団体に所属して、人脈を広げる努力をしていますね。
――なるほど。
高宗:あとは「Labout(ラバウト)」の会議に同席して、岡村代表や溝口さんがやっていることのナレッジを積み上げて、終わった後に自分なりに整理して知識として吸収していく努力は日常的にやっています。
――その他にも、何か目標はありますか?
高宗:あとは弊社サービス「InMark」に力を入れていきたいですね。企業様のインナーマーケティングを支援する「InMark」は、私が岡村代表と共に開発したサービスで、将来的には1人でクライアントを担当できるようになっていきたいです。
――具体的に、どんなクライアントをサポートしていきたいですか?
高宗:前職が飲食店だったのですが、人手不足で悩んでいるところをずっと見てきました。そのこともあって、マーケティングの力で飲食店の人手不足を解消する人材部のサポートをしていきたいと思っています。
また、熊本マーケティング研究所が開催している「熊本マーケティング大学」を通じて、マーケティング思考を広める業務も担当しています。こうしたリクルート・人材面での業務は、熊本マーケティング研究所の重要な第二領域となるので、こうした面で1日でも早く戦力になれるように努力を続けていきます。
――応援しています!本日は、どうもありがとうございました。
なお、記事内でご紹介した「熊本マーケティング大学」について詳しくは、以下のページをご覧ください。
>>熊本マーケティング大学(オープンゼミ) | 熊本マーケティング研究所
熊本のマーケティングは「熊本マーケティング研究所」へ
今回の記事では、熊本マーケティング研究所のマーケター「高宗 将(たかむね すすむ)」にインタビューを行い、どういった姿勢・考え方で日々マーケティング業務に取り組んでいるのかについてお届けいたしました。
熊本マーケティング研究所では、今後もクライアント様が安心してサポートを受けて頂けるように、定期的に今回のような社員インタビューの記事をお届けする予定です。
「いい商品を作っているつもりだが、なかなか売れなくて困っている……」
「自社だけの販売戦略ではアイデアに限界を感じる……」
上記のようなお悩みを感じていらっしゃる熊本県内の企業様は、「熊本マーケティング研究所」がマーケティングサポートをさせていただきます。御社の悩みに寄り添ったご提案をさせて頂きますので、ぜひお気軽にご相談ください。
また、熊本マーケティング研究所のマーケティングサポートのサービスについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。