出だしムズッ!
はじめまして。8月に中途入社しました、新米マーケターのアキヨシです。
某経済団体職員からマーケターへ転身して約1ヶ月、慣れない横文字をGoogle先生に聞きながら、毎日を一生懸命生きています(大げさでなく)。
今回初投稿、というか、33歳にして人生初ブログ。
き、緊張で、手が震える・・・し、ブログの出だし、めちゃめちゃ難しいですね。
さて、このブログでは私が読んだ本について、その内容や学んだことを毎月発信していきます。
いつも迷子になるアキヨシくん
タイトルにある通り、初回は『学びを結果に変える アウトプット大全』を取り上げます。
2018年に出版され、シリーズ累計90万部のベストセラーとなっていますので、いまさら感も否めませんが、悪しからず。
みなさんは人前で自分の考えを話したり、このように文章を書いたり、学んだことを実践したり、、、アウトプットへの抵抗ってありますか??
私はおおあり、大の苦手です。
前職時代、上司からの「これどう思う?」に対して、サクッと答えられた記憶がありません。
思考の瞬発力がないというか・・・「え、何言えばいいかな。自分はどう思っているのかな。」と、ぐるぐる思考に陥って言語化に時間がかかり、やっと話し始めても、いつも迷子になっていました。
ちなみに弊社では頻繁にアウトプットの機会があります。
当然ながら、クライアントへのコンサルティングをはじめ、本ブログでも社内会議でも、あ、採用試験でもそうでした。
そして月に一度、マーケティングの勉強会も行っているのですが、私もいずれ講師を行う日が来ますので、今のうちに改めて本書をおさらいしておきたいと思います。
ということで前置きが長くなりました。それではいきましょー!
日本一アウトプットしている精神科医
著者は精神科医の樺沢紫苑(かばさわ しおん)さんです。
本書の冒頭、こんなことが書かれています。
――――――――――――――――――――――――――
私が行っているアウトプットの一部を紹介しましょう。
メルマガ、毎日発行 13年
Facebook、毎日更新 8年
YouTube、毎日更新 5年
毎日3時間以上の執筆 11年・・・
基本、18時以後は働かない
月10本以上の映画鑑賞
月20冊以上の読書
週4~5回のジム通い
月10回以上の飲み会
年30日以上の海外旅行
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「ほんとかよ。」
と思ったのは私だけではないはずです。
でも確かに、Facebook・YouTubeは毎日更新されているし、海外からの動画配信もよく見かける。。。
バケモノですね。
結論!!
ここでは迷子にならないように、アキヨシが考える、本書の結論から。
★学びと自己成長のスピードを最大化するポイント★
①インプットとアウトプットの黄金比は3:7
②自己成長に不可欠なのは「フィードバック」
①インプットとアウトプットの黄金比は3:7
コロンビア大学の心理学者、アーサー・ゲイツ博士が行った実験について書かれていました。
書かれた人物プロフィールを覚えて暗唱するよう指示。
●覚える時間は9分間。そのうちの「覚える時間(インプット時間)」と
「練習する時間(アウトプット時間)」の割合は、グループごとに異なる時間を指示。
【結果】
最も高い結果を出したのは、約40%を「覚える時間」に費やしたグループ、年長の生徒になると、「覚える時間」に約30%の時間を費やしたグループが高得点となった。
アウトプット比率でいうと、初心者は6割、熟練者は7割の時間をアウトプットに振り分けるのが効果的な学びの方法といえる。
ということで、
インプット時間の2倍近くをアウトプットに費やすよう意識することが、成長へのカギだそうです。
②自己成長に必要なのは「フィードバック」
3:7を意識しながら、インプットとアウトプットを繰り返すことによって、螺旋階段を上るように、少しずつ成長できる。樺沢先生はこれを「成長の螺旋階段の法則」と呼んでいます。
ただ、アウトプットした後、次のインプットの前に絶対必要なプロセスがあります。
それが「フィードバック」です。
ここでいうフィードバックとは、
アウトプットによって得られた結果を評価し、次のインプットに修正を加える作業です。見直し、反省、改善、方向修正、微調整、原因究明、すべてフィードバックです。
うむ。これは弊社が重視しているPDCAサイクルと一緒だ。
効果検証・改善するからこそ、ドーナツみたいな同じ道ではなく、トルネードポテトのような螺旋階段になっていくんですね。
さて、先に結論をお伝えしましたが、
本書ではアウトプットを「話す」「書く」「行動する」の3チャプターに分けて計80個の具体的手法を、また「アウトプット力を高めるトレーニング」として、7つの方法を紹介しています。
この中から、アキヨシが実践中のものと、これから実践していくものを2つずつ抜粋してお伝えします。
アキヨシ実践中! の項目
1.「ポジティブな言葉を増やす」
ポジティブを押し売りするわけではありませんし、状況によってはポジティブワードが負担になることもあるので、一概には言えませんが、、、
でもやっぱり、明るく生きて、明るく仕事ができた方がアキヨシは嬉しいです!
ということで、普段からマイナスな言葉が浮かんだ時は、できるだけポジティブワードに言い換えるよう心がけています。
ノースカロライナ大学の研究によると、
職場で話される会話のポジティブワードとネガティブワードの割合を調べたところ、その比率が3:1以上でポジティブワードが多いチームは、ビジネスで極めて高い利益を上げ、チームメンバーの評価も高いものだった。
一方で3:1を下回ったチームは、会社への愛着が低く、離職率も高まった。
とのことです。
・・・あ、ちなみに弊社では、舌打ちやため息、マイナスな独り言に対する罰金制度があります。
2.「ノートに書く」
ポイントは4つ。
・1冊のノートにすべてをまとめる
→仕事とプライベートを分けたり、複数のノートを使い分けたりすると、後から見返す時に見つからない可能性が高いため。
・見開き2ページに収める
→ページを跨がないことによって、一瞬で内容を俯瞰・確認・復習できるため。
・気づきを3つ書く
→自分の気づきは30秒で失われる。「気づき」を書き留めないと自己成長につながらないため。
・TODOを3つ書く
→「気づき」を「行動」に変えるため。
これは入社してから始めたことですが、弊社では、基本メモを取る際には「マインドマップ」を書くことがルールとされています。
ちなみに、このブログを書くにあたって作成したマインドマップがこちら。
・・・いや、いいんですよ。汚くたって自分で分かれば。
ポイント4つ目の「TODOを3つ書く」はやっていなかったので、今後はここまでやろうと思います。
これからやります! の項目
次は、本書を読んで、アキヨシがこれから実践すると決めた項目です。
1.「速く文章を書く」
文章についての悩みで一番多いのは「文章が下手」、二番目に多いのは「文章を書くのに時間がかかる」だそうです。
・・・そう、まさに。
アキヨシはこのブログ、かれこれ4時間以上かかってます。やばば。
文章を早く書くコツは2つあるそう。
・時間を決めて書く
→「制限時間を決めて文章を書く」習慣をつけると、脳がそのようにトレーニングされ、質の高い文章が短時間で書けるようになる。
・構成を決めてから書く
→頭の中でイメージが固まり、スムーズに書き出せる。「構成を決めないで文章を書く」ことは、「設計図を書かずに家を建てる」ことと同じ。
マインドマップを書いて構成は考えてたけど、確かに時間は決めてなかったな。
「時間を決めて書く」、「締切を決めて一気に集中して書く」を習慣化できるように意識していきます。
2.「教える」
これが自己成長に最も効果のあるアウトプットだそうです。
「人に教えることを前提に勉強するだけで、記憶力がアップする」
「教えることで、自分の理解度や不十分な点が明確に見えてくる」
う~ん。よくわかる。
アキヨシは前職で採用も担当していたのですが、大学生向けの会社説明を行う際に初めて知ることがたくさんありました。
相手の目線に合わせて、どういう言い回しをしたら伝わるかとか、どういう質問がくるかとか、かなり広く考えますもんね。
というわけで、
何かを習得したければ、「人に説明できる」レベルを目指していきましょう。
冒頭書きましたが、弊社ではマーケティングの勉強会も行っています。
いずれ私も講師をする時が来ますが、「自己成長は『教える』場数に比例する」ということを心に留めて、経験を積んでいきたいと思います。
実践あるのみ。
代表の岡村も言ってました。
「説明上手いですねって言われるけど、専門学校でマーケティングの講師7年やってるからね。でもおれも最初は緊張してたよ。」
いつも冷静沈着な代表も、緊張することがあったんだ・・・。
多くの場数を踏んだからこそ、物怖じしない今があるんですね。
というわけで、アキヨシの初ブログは以上です。
今回ブログを書くのに時間がかかりすぎたので、次はとりあえず2時間で書き上げることを目標に頑張ります。
訓練、訓練!