通算4期目(法人2期目)がもうすぐ終わります
ついこの間、あけましておめでとうございます。のブログを書いた気がしましたが、気づけばもう年末ですね。当社は、1月が期首で12月が期末となっていますので、もうすぐ4期目(法人としては2期目)が終わります。
クライアントさま、パートナー企業さまのご理解やご協力の賜物で、創業以来4年連続で増収増益、社員数も7名まで増やして今期を終わることができそうです。そんな普段から当社とお取引をしていただいている会社さんをお呼びして、経営ガイドラインの説明会を11月末に行わせていただきました。
経営ガイドラインとは?
経営指針、経営計画など様々な呼び方があるとは思いますが、当社ではあえて「ガイドライン」と呼んでいます。MVV(Mission/Vision/Value)や経営戦略、中期経営計画、単年度計画というように経営をしていくうえでのガイドライン(指針)となるものが記載されています。
当社では、2期目(個人事業2期目)に初めて経営ガイドラインの作成に着手しました。2期目に作っているので、実質は3期目の経営ガイドラインになりますね。当時は中小企業家同友会の「経営指針を創る会」に参加し、なんとかワンシートを作り上げたのを覚えています。今のようにMVVではなく「経営理念」と「10年ビジョン」で理念体系を整理していました。
その後、色々と経営について学ぶ中で、自社らしさとは?などを考えていく中で、マーケティング会社らしく、ドラッカーのMVVを採用したのが3期目(法人1期目)でした。つまり今期からなんですね、MVVという形になったのは。昨年の11月に初めての試みとなる「経営ガイドライン発表会」を開催しました。MVVを策定していき、経営戦略を描く中で、「あ、これは自社だけの力では到底無理なことをやろうとしている」と遅ればせながら気づいたので、顧問をしてくださっている税理士さん、社労士さん、メインバンク、主な外注先をお呼びして、当社の社員も含めて10人くらいの規模で開催しました。
今年の経営ガイドライン説明会
昨年と同じことをしていても成長しないなぁ、と思いまして、今回からちょっとハードルを上げてみました。まずは前年同様、当社のパートナー企業は来ていただくことにしました。次に、私が所属している中小企業家同友会や熊本イノベーションベース(KUIB)の経営者仲間/先輩経営者にも来ていただきました。そして、何よりのチャレンジだったのは、クライアントさんをお呼びしたことです。
当社の経営ガイドラインを聞く、ということは「どうやって売上を上げようとしているのか」も知ることになります。穿った見方をすると「自社がどのようにして課金させられるように仕組まれているのか」を知ることにもなるわけですね。
なので、ただのクライアントではなく「きっと当社のMVVに共感してくれているだろう」「共に成長しようという意識を持ってくれているだろう」という岡村の独断と偏見でクライアントさんをお呼びしました。と、いってもほとんどのクライアントさんが上述した経営の勉強会に参加しているメンバーでもあるので、厳密に「クライアントである」という関係性だけで来ていただいた会社は1社もないんですけどね。
当日の内容
クライアントさん、パートナー企業さんを合わせて15社ほどお声がけさせていただきました。
しかし!!
インフルエンザがめちゃくちゃ流行っている時期でして、2~3日前に4社ほど欠席のご連絡が、、、そしてなんと当社の社員も2名が罹患してしまい、昨年が合計10名くらいだった規模を「倍の規模でやったろう」という私の目論見通りにはなりませんでした。
パートナー企業の皆様には昨年と重複する内容になってしまった部分も一部ありましたが、事業の変遷、MVV、経営戦略、中期計画、単年度計画などを1時間半くらい説明させてもらいました。
年末に差し掛かり、みなさんかなりお忙しい経営者の方ばかりだったとは思いますが、しっかりとメモを取りながら聞いていただき、質疑応答でも濃いめの質問をぶつけてもらい、私自身は非常にやってよかったと思える時間でした。終了後には懇親会も開催しましたが、みなさんの熱量を感じることができました。
来年も、ぜひスケールアップして開催したいと思いますので、クライアントさん、パートナー企業の皆様、そして来年はお呼びするかもしれないこのブログを見ているあなた。二つ返事で行きます!と言ってくださいね笑
クライアント・パートナー・先輩経営者などと、立場や関係性は違うかもしれませんが、私個人では良い”仲間”に出会うことが出来たなぁと思っています。経営者の周りにいる人は経営環境そのものですし、B/Sには載らない無形資産です。よいご縁があった方々に支えられつつ、そしてこれからご縁のある方に支えられつつ、いつかは当社が支えられるようにしっかりと事業を成長させていきたいと思います。
最後に、来期(通算5期目:法人3期目)の経営ガイドライン発表ということもあり、「5期目ポーズ」にお付き合いいただいた参加者のみなさまに心から感謝をして、終わりたいと思います。