コラム

Column

蹞歩 ~KMLのVisionとは?~

Mission/Vision/Valueとは?

前回のブログではKMLのMissionについて書きました。今回は、Visionについて書きたいと思います。

まずはおさらいですが、KMLはマーケティング会社なので基本的にはドラッカーが「Managing in the Next Society」で提唱したMVV定義を以下のように解釈して採用しています。

【Mission】

KMLが社会に対して果たすべき使命や役割

【Vision】

KMLがMissionを実現するために作りたい会社像

【Value】

KMLの社員が共通で持って欲しい価値観・行動指針

 

というわけで、今回は「KMLがどのような会社を目指しているのか」について述べたいと思います。

 

KMLのVisionとは?

さて、本題です。KMLのVision(Missionを実現するために作りたい会社像)とはどのような会社なのか? 結論から。

Knowledge Partnerとして地方都市や中小企業をつなぐ

これがKMLのVisionです。前回同様、言葉を少しずつ分解して、解説していきたいと思います。

 

『Knowledge Partner』とは?

KMLは事業としてはマーケティングや補助金のサポートをしていますが、提供しているコア・ベネフィット(本質的な価値)は、「知らないこと・出来ないこと」をサポートしているということであると考えています。

①アウターマーケティング領域

集客やSNSの運用などマーケティングのやり方が分からない、自社ではデザインが出来ない、という方に伴走型のサポートを提供しています。

 

②インナーマーケティング領域

採用の仕組み化、教育体制やマニュアル作成、評価基準の策定などに対して、自社のKnowledge(知識・経験)だけではなく、他社でのトライ&エラーを含めて共有しています。

 

③資金調達・財務領域

事業への投資の為に必要な資金を、補助金の申請という面からサポートしていきます。単なる書類作成作業の手間を外注するのではなく、どのような補助金を活用した方が良いのか、などのKnowledgeを提供しています。

 

 

『地方都市や中小企業をつなぐ』とは?

現在は熊本県を中心に事業活動を行っていますが、Missionである『豊かな地方都市を創造する』ために、将来的には県外への進出を予定しています。事業展開をしていくにあたり、社員と一緒に作っていきたい会社像のキーワードとなるのが「つなぐ」です。

第1フェーズ:中小企業と中小企業をつなぐ

現在のKMLでは自社やクライアントのマーケティング活動におけるトライ&エラーをした結果(Knowledge)を、マーケターを通じて共有しています。また、社内でもマーケター同士で各自が担当しているクライアントでのトライ&エラーを共有しています。マーケターを通じて「中小企業と中小企業をつなぐ」という状態を作っています。これからも、より多くの中小企業をつなげるようにしていきたいと思っています。

 

第2フェーズ:地方都市と地方都市をつなぐ

先述したように、KMLは将来的には県外に事業展開を考えています。今は、同じ地域で事業をやっているクライアントさんがほとんどですし、同じオフィスでマーケターが勤務しているので各社のKnowledgeはオフラインでも共有しやすい状態になっています。しかし、物理的な距離が離れてしまうとマーケター同士でのKnowledge共有や、地域が違うクライアントのKnowledgeはどうしても共有がしにくくなってしまいます。オンライン上でKnowledgeを共有する仕組みをつくり、日本全国の地方都市がつながるようにしていきたいと考えています。

 

次回は、Valueについて語ります

というわけで、今回はKMLのVision(Missionを実現するために作りたい会社像)について書かせてもらいました。このコラムを見て、KMLがKnowledge Partnerとして必要かも?と思った方は、ぜひお仕事のご依頼をお待ちしております。一緒に地方都市を豊かにしましょう。

次回は「ではMissionやVisionの実現に向かって、どんな気持ちで働くのか?」というところを書きたいと思います。