コラム

Column

2021年1月勉強会レビュー

開催概要

レビュー執筆 : 柏田 祐介

タ  イ  ト  ル  : 恋愛・婚活にも使える3C分析

講     師 : 柏田 裕介

 

 

当日の内容

♦ 3C分析とは?

3C分析とは、戦略立案における市場環境の分析のためのフレームワークです。

具体的には、ビジネスのプレーヤーを

顧客    Customer

競合    Competitor

自社    Company

の3つの切り口で分析することであり、それぞれの頭文字を取って3C分析と名付けられる。

 

♦ 3C分析の目的

顧客:自社の事業において、どのような顧客がいるかを捉えること

競合:市場・顧客分析を踏まえ競合の顧客ニーズへの「対応」を捉えること

自社:競合分析を踏まえ、自社の対応やその対応による成果、今後の課題を捉えること

自社の顧客ニーズを満たし、かつ競合が参入できない領域、USP(ユニーク・セリング・プロポジション)

と呼ばれる「独自の売り」、または「独自の売りの提案」を見出す。

USPをそのまま商品のキャッチコピーに採用した事例:

「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」dyson

 

♦ 3C分析の手法

マーケティングの専門書などに書いている順番(1)顧客 (2)競合 (3)自社の

順番では、だれが顧客かどこが競合かわかっていない状態から分析を始めるのは難しい。

初心者におすすめの分析順序

(1)自社 (2)顧客 (3)競合 の順番で考えてみる。

恋愛など身近なものに置き換えるとイメージしやすい。

 

♦ ワークショップの内容

「自社(自分)が提供しているサービスの3C分析をやってみよう

自社、顧客、競合分析をそれぞれ行い、

分析結果からUSPを見つけ出し、顧客ニーズをとらえる戦略まで考える。」

 久々参加の杉本さん、初参加の片岡さんの発表では

 業界ならではのお話や、分析結果に対してブラッシュアップもでき、

 大いに盛り上がりました。

 

 

まとめ

初心者が3C分析を上手にする為には、

 

♦3C分析は以下の順番で

  (自社:Company)

⇒(顧客:Customer)

⇒(競合:Competitor)

 

♦分析する際は以下の4項目で

 ①属する市場やカテゴリーの規模や消費者インサイト

 ②Product(製品、サービス)の提供しているベネフィット

 ③Place(流通チャネル)

 ④Price(価格)

 

♦施策に落とし込むまでを3C分析とすること