コラム

Column

7月勉強会レビュー:勉強会員 安影

開催概要

レビュー          : 勉強会員 安影 美奈子(Lagomt

タイトル        : 「うわっ…私の年収、低すぎ…」あなたの資産価値、測定します!

プレゼンター : 井関 麻子(井関文書製作所)

開催日時      : 7/18(土) 10:30~12:30

 

 

講師紹介

普段、仕事の合間に自身でアクセサリーを製作し、オンラインストアやイベントで販売しています。

頭を悩ませることが多い値段設定についてヒントをもらえればと思い、今回初めて勉強会に参加させていただきました。

 

 

当日の内容

[マーケティングミックス]

Product(製品)・Promotion(広告・宣伝)・Place(流通)・Price(価格)といった4つの分野に対する戦略を組み合わせ、

体系的にアプローチしていく手段。

今回は『Price(価格)』について。

 

[価格設定]
価格設定の方法は主に3つ。
1.コスト基準型(扱う商品のコストをベースに価格を決定する)
・コストプラス法:実際かかったコストに利益を乗せた価格に設定する方法。製造業で採用されることが多い。
・マークアップ法:仕入れ原価に利益を乗せた価格に設定する方法。小売業で採用されることが多い。
2.競争基準型(競合などとの兼ね合いで価格を決定する)
・市場価格追随法:その市場の相場価格帯の中で価格を決定する方法。
・プライスリーダー追随法:業界内で強いリーダーシップをとる企業に追随して価格を設定する方法。携帯電話業界でいえばソフトバンク。
・慣習価格法:業界内で慣習的に設定されてきた価格に習って価格を設定する方法。コンビニや自動販売機など。
3.マーケティング戦略基準型(マーケティング戦略をもとに自ら価格を決定する)
顧客がすすんで支払ってくれる最適価格(=購入意志額)を設定する。

マーケターのための価格設定手法と言える。

 

~価格設定の具体例~

・フレキシブル(日時によって価格が変わる):ホテル、飛行機、映画館

・プレミアムプライシング(同じカテゴリーの中で品質やサービスによって価格が変わる):車、松竹梅プラン

・限定価値(時間・場所・対象が限定される):くまもん、スーパーの特売

・価値の可視化:1000万前後で家が建つ→「アラセンハウス」

・支払い方法のシフト:ラインスタンプ支払いのハードルが下がる

ブランドバッグの価値(商品自体のブランド力)、

富士山7合目で販売されているカップヌードルの価格(同じ商品でも場面によって価値が変わる)、

松竹梅という日本独自の価格設定の仕方(複数の価格の中から売り込みたい価格へ誘導する)など、

価格設定にまつわる具体例を挙げたお話も面白かったです。

 

【自分の資産価値についてのワーク】

一般的なサラリーマンの労働時間 1800時間/年

時給×1800時間=売上(年収)
時給¥5000→年収450万(経費5割)

今回のテーマにもなっている部分でしたが、理解が難しかったです...

 

【今日のテーマを踏まえてのワークショップ】

~スタバのラテに勝つラテの販売方法~
近隣にスタバのあるカフェラテ専門店がスタバのラテ¥370に勝つにはどういう手法をとったら良いか、

3~4人のグループに分かれて案を検討し、発表。

・休日カップル割引

・ラテアート体験などを実施しSNSで拡散

・スタバのレシート持参で割引

など、マーケティングミックスの手法を意識して、多様な意見がでました。

 

 

まとめ

自身のマーケティングの知識が乏しく、講義ノートみたいなレビューになってしまいましたが...
分かりやすい例を挙げての説明は興味深く、勉強になりました!

話を聞くだけではなく、参加者の方と意見交換をしながらのワークショップなど、

テーマを踏まえて実際に考える時間が設けられていたのも良かったです。

ありがとうございました!