開催概要
レビュー : 勉強会員 井上英一(税理士)
タイトル : セルフブランディングワークショップ
プレゼンター : 岡村 洸斗さん
開催日時 : 2月7日(土)10:30~12:30
講師紹介
私が熊本マーケティング研究会の勉強会に参加するのは本日が2回目です。
前回のマインドマップの勉強会は、日常業務に凝り固まっている思考を、柔らかくなるようにマッサージしてもらったような感 じでした。
楽しかったので、今回も興味津々で参加しました。
特に今回のテーマは「セルフブランディングワークショップ」。
税理士としての自分をブランド付けしてみたいと思っていたので、ぜひ参加したいと思っていた内容でした。
当日の内容
♦1.セルフブランディングとは何か
セミナーが始まったばかりの時に岡村さんから「セルフブランディングとは何か」質問されました。
マーケティングの用語は憶えていませんでした。自分なりの回答をしましたが、私の後で発表した先輩の会員さんと一緒に褒めてもらえました。
後から知った事ですが、勉強会のHPには「専門用語は分からなくてOK!」と書いてありました。初心者にやさしい勉強会です。
セルフブランディングには多くの本があるそうです。
これは「ブランド」という言葉の定義が明確でない事が理由です。その人ごとの「ブランド」の定義があることになります。
今回のワークショップでは以下の4点を基に「ブランド」を定義していました。
①優位的差異の認識
②企業自らのアイデンティティ
③消費者への約束
④消費者からの期待
さらに、今回のワークショップでは「ブランディング」という言葉の定義として
「ブランディングとは、ブランドを作った後、その価値を積み上げていくという現在進行形の工程のこと」とされました。
「ブランド」を作るだけでなくそれをいつもブラッシュアップする必要があると言う事だと理解しました。
♦2.ワークショップ
上記の①〜④を自分に当てはめて、そこからセルフブランディングを作り出すというワークでした。
①優位的際の認識
自分が人より優れている(ように努力したい)ものという事です。
これは、自分の事務所をどうしたいのかを考えるためによく考えているので、すぐに出てきます。
ただし、これらの回答が本当に自分に合っているのか、いまだにあやふやなままです。
「節税よりも顧客が求めているものを優先する」
「税法を使って、争族を回避する」
②企業自らのアイデンティティ
自分とは何者なのか、どうありたいのか。
これを分かりたいのでこちらの研究会でマーケの勉強をはじめたのです。今の私には、これを答える事は難しかったです。
「いつも笑っていられる人生を送りたい。そのために、お客様に喜ばれるような仕事をしたい」というものになりました。
仕事に関してセルフブランディングをするはずなのに、
仕事を通じて人生を表現する訳でなく、ただ単に人生を出してしまったという中途半端な回答になってしまいました。
③消費者への約束
自分と関わりあるすべての人に対してあなたが約束できる事です。すべての人に対して約束すると考えると、言い切るのはなかなか難しいと思います。
「相続を少しは楽にできるように一緒にがんばります。」になりました。
④消費者からの期待
これは2人で組んで今までの3点を見てもらい、相手から書いてもらうという事でした。
私はプロのライターの方と組んだのでとてもラッキーでした。
私のいいたい事をうまく引き出していただき、それを「カウンセラーとしても役割がある」と言い当てていただきました。
さすがプロはすごいですね。
その4つを統合してセルフブランディングをするのですが、
自分では「お気楽相続カウンセラー」としました。
プロのライターの方に相談したら、自分が考えるゴールにフォーカスした方がいいと指摘していただき、
「しあわせ相続カウンセラー」というブランドをいただきました。
セルフブランディングではないので今回の勉強会の趣旨に反する気もしますがが、リブランディングという事で。
その後他の方に①〜④の4つの言葉を言ってブランディングしてもらうというワークをしました。
「円満相続人」「円満相続コーディネーター」「ハッピー相続」というブランドをいただきました。
その後、フィードバックさせるという事でしたが、この辺に来たらよく分からなくなってしまいました。岡村さんごめんなさい。
まとめ
これまで自分と自分の仕事のアイデンティティをきちんと考えたことがなく制限時間内では納得がいくものはできませんでした。
これからも何度も考え直して本当に自分が理想とするものを言葉で表現できるようになりたいと思いました。
また、人に聴いていただくのも勉強になりました。
これからも自問自答して、自分がどのような形でお客様をしあわせにしていくべきか考えていきたいと思います。
ご指導、ありがとうございました。