開催概要
レビュー執筆 : 事務局長 岡村 洸斗(㈱R-CONNECT)
タ イ ト ル : 広告マンが盗んだバイクで走りたくなる時代に
新しい時代の「place」について学ぶ
プレゼンター : 初級マーケター 野田 陽介(㈱ゆうプランニング)
講師紹介
戦うウェブデザイナーが送る、珠玉の2時間でした。
まずは、自己紹介から
15歳 空手を始め格闘家を志す
16歳 格闘家を目指す為高校へ行かずフリーターになる
20歳 夢半ば、フリーター生活に終止符を打つ
23歳 Webデザイナーになる為に専門学校に入学
26歳 無事に広告代理店に入社 Webデザイナーに
27歳 また空手を始める
28歳 専門学校の非常勤講師を始める(Webマーケティング)
当日の内容
Placeとは?
マーケティングの4Pのうちのひとつ。
Product(製品)
Place(流通・立地・チャネル)
Price(価格)
Promotion(広告・コミュニケーション)
4Pをとある企業に当てはめるとこんな感じ
「どこで売るか」は重要。
場所によって、モノの価値は変わる。
ミネラルウォーターであれば、
コンビニだと100円くらい。
富士山では500円くらい。
リッツカールトンでは1,000円くらい。
WORK.レッドブルが高く売れる場所は?
参加者からは、
トレーニングジムや、ラブホテルなど様々な意見が飛び出す中で、
正解としてレッドブルのPlace戦略についての解説。
答えは、BARやクラブでした。
スーパーや大型ショッピングセンターでは売らないそうです。
Place戦略の事例紹介
アップルストアのPlace戦略・立地について。
アップルストア日本の1号店は東京都銀座のど真ん中。
ニューヨークであれば5番街、パリであればルーブル美術館近隣など、
世界中の一等地への出店を展開。
現在でも日本には主要都市7店舗しかなく、
数よりも質の戦略を採っている。
また、店舗の中は実機やディスプレイへのこだわりが強く、
顧客への体験価値を高める工夫がなされている。
来店の促進にも注力しており、
無料の使い方講座や、芸能人が参加するイベントなどを開催している。
広告業界の変遷について
売上規模の減少
2004年には1兆円規模だった新聞広告の売上は、
2014年には6,000億にまで減少している。
新聞だけでなく、4マス(新聞・テレビ・ラジオ・雑誌)は売上が減少。
反面、インターネット広告は
2004年の3,000億から2014年には1兆円に達している。
また、ECサイトも普及し、実店舗以外のチャネルも(Place)も誕生している。
新たな時代への対応
4マス時代にインターネット広告が切り込んだように、
新たなPlaceが誕生する可能性はある。
流通の革命(アスクルなど)があったように、
今後は場所の制限を受けないビジネスモデルの出現をする
可能性が大いにあり、既存の枠組みにとらわれない事業スキームの構築が
必要になるだろう。
Work : 熊本一老舗の結婚相談所のPlace戦略を考える
10人の参加者が2名×5グループでアイデアを考えて、
プレゼンテーションまで行った。
各グループから出た意見は下の通り。
(乱文失礼)
今後、このプレゼンを参考に