コラム

Column

補助金を活用したメルカリShops出店

ネットショッピングの利用拡大

新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛や飲食店の時短営業の影響もあり、ネットショッピングの需要が拡大していることは皆さんもご存じではないでしょうか。スマホの普及に伴い、パソコンがなくてもスマホやタブレットで『24時間』『どこにいても』買うことができるのがネットショッピングの最大のメリットです。
コロナ感染拡大後は、若い世代だけでなく高齢者世代のネットショッピング利用者が増加しており、お年寄りでもネットショッピングをすることが当たり前になってきています。当然、1世帯あたりネットショッピングの支出額も増加しています。


< ネットショッピング利用世帯の割合の推移(二人以上の世帯、2017年1月~2020年6月) >


< ネットショッピング利用世帯の割合の推移(世帯主の年齢階級別) >

(出典:総務省統計局

 

ネット販売の方法

コロナ禍での消費者行動・消費者マインドの変化に合わせて、新たにネット販売を始めようと考えられている事業者さんも多いと思います(実際に、弊社にも昨年から多くの相談を頂いています)。
特にコロナの影響で来店客が減少したことで、店舗での商品販売だけでなく、インターネットでの商品販売を考えられている事業者さんも多いのではないでしょうか。

インターネットで商品販売をする方法としてもいくつかありますが大きく分けると2通りになります。
①amazonや楽天市場といったいわゆるモール型ECに出店する
②自社でECサイトを制作し運営する

モール型ECで出店する場合は、数多くいるモール利用者に対して商品販売ができるため、集客力があります。
しかし、モール出店料や利用料、売上額に応じたロイヤリティ、広告費用とモールに支払う費用が増える傾向にあります。

一方、自社ECサイトはモールへ支払う費用は発生しない代わりにドメイン代・サーバー代・ショッピングカートの利用料などがかかりますが、モール型ECと比べてもランニングコストは低いです。
しかし、自力で集客しなければならず、一定の成果が出るまでは時間がかかってしまいます。

主に費用面での違いはあるものの、初めてネット販売を開始される事業者さんの多くを悩ます壁があります。
それは『運用の壁』です。
amazonや楽天、ECサイトで商品を購入する側での利用経験はあっても、ネットショップを運営する側の経験がない事業者さんが多く、どのように運営していったらいいかわからないままスタートしてしまうことです。

 

ネットショップ開設後に立ちはだかる壁

モール型ECであれ、自社ECサイトであれ、商品登録から決済登録といったことはweb制作会社にお金を払ってやってもらえますが、オープン後は事業者さん自ら運営していかなければなりません。当然、お金を払えば運営を外部に委託することはできますが、その場合は運営ノウハウが事業者さん側に蓄積されず、あまりおすすめしません。

これまでネット販売をされたことがない事業者さんが最初に超えないといけないハードルは、注文から商品発送までのオペレーションになります。どのような流れで商品発送を行い、入金されるのか一連のフローを経験してしまえば慣れてきますが、未経験のままネットショッピングをオープンさせてしまうとなかなか事業が前に進みません。

 

メルカリShopsで経験してみる

そこでオススメするのは、費用をかけずにネットショッピング運営を経験してみることです。
その方法の一つにメルカリがあります。

みなさん、ご存知の通りメルカリとはインターネット上でフリーマーケット感覚で気軽に出店できるフリマアプリです。
メルカリはこれまで個人でしか出品することができませんでした。
しかし、2021年夏からメルカリShopsとして、個人事業主・法人向けのサービスを開始しました。
メルカリShopsの特徴としては、
①スマホ1つでカンタンにネットショップを開設可能
②2,000万人のメルカリ利用者へ商品を届けることができる
③メルカリ便で送料が安い
の3つが挙げられます。

特に「メルカリ便で送料が安い」ということは大きなメリットです。
ネット販売では商品価格に送料が上乗せされるため、利用者は店舗で買うよりも送料分を多く支払う必要があります。そのため、「5,000円以上のお買い上げで送料無料」などとすることで送料をお店側で負担するようなプランも多いくらいです。それくらい送料については、利用者も敏感に反応するポイントとなっています。

メルカリShopsで一度、ネット販売がどのようなものか経験をしたのち、本格的にモール型ECや自社ECサイトを持つのも手だと思います。補助金を活用することで、メルカリShopsの開設から運用・集客にかかる費用を1/3をすることも可能です。またメルカリShopsだけでなく、自社ECサイトを開設するための費用も補助金を活用することで最大450万円の補助されます。
弊社はそのような事業者さんの前進する一歩をお手伝いさせて頂いていますので、補助金を活用されたい方はお気軽にお問い合わせください。